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善定派末裔関の名工【塚原兼次】在銘孫六兼元写し傑作刀沸づく三本杉乱れ貴重『関』刻印極上の鉄鞘九八式軍刀拵『カ 63』通し番号刻印

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善定派末裔関の名工【関住人塚原兼次】在銘孫六兼元写し傑作刀沸づく三本杉乱れ貴重『関』刻印程度極上の鉄鞘九八式軍刀拵『カ 63』通し番号刻印■コメント■ご覧いただきありがとうございます。【銘】『(刻印) 関住人塚原兼次作』塚原兼次刀匠は善定兼次の末裔にあたる本格的な刀鍛冶で戦中は巨匠・小島兼道刀匠らと共に大手の刀剣製作工場である『関共進社』の専属刀匠としても活躍されました。抜きん出た技量を以て高級将校の佩刀などの優品を鍛え聖代刀匠位列でも『上工の列大業物関脇格』の評価を受け、その作は美観に加えて斬れ味抜群かつ地鉄の粘りも申し分の無い至極の実戦刀として現在でも試斬界隈で絶大な人気を誇っています。本作は兼次刀匠の技量が集約された孫六兼元写しの傑作刀です。刃長2尺1寸2分超、中鋒が鋭く延びた流麗な体配を呈し総体に頑健ながら軽量で手持ち優れる実戦的な造込みとなり、強く錬れて詰んだ精良な地鉄に美しい三本杉乱れ刃を焼き上げ雄渾な覇気と見応え溢れる作域を示した華実兼備の秀作です。茎上部の「関」刻印は昭和14年頃以前の作のみに打刻され関刃物工業組合により厳密に行われた検査に合格した証であり、天下無敵の実用刀としての性能が認められたことを示しています。極めて状態の良い九八式軍刀拵にピタリと収められ、鍔と縁、4枚切羽の全てに『カ 63』の通し番号が打刻され駐爪もカチリと留まる上手の軍刀外装が本作に華を添えています。刀身は古研ぎながら疵気もなく地刃が存分に鑑賞可能で茎は軍刀とは思えないほど綺麗に光った状態で残されており、さらに当時のままの姿を残した程度極上の拵に収められるなど戦争資料としても計り知れない価値のある貴重な逸品です。善定派の流れを汲む関鍛冶の名工『塚原兼次』刀匠による孫六兼元写し実戦刀を美品軍刀拵と共に末永くお楽しみ下さい。ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。...

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